2017年03月19日

☆特型駆逐艦の作り方☆ 2017 冬

ワンフェスに於きまして、わざわざ当卓までお越しいただいた皆様、ありがとうございます! お買い上げいただいた皆様方には感謝の極みであります。ありがとうございます!

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改めまして、当 【 FGeW 】の特型駆逐艦シリーズの作り方を解説していきたいと思います。 正直、自分で作っててもかなり面倒な作りになってることを痛感しておりますし、パーツの精度も甘アマではありますが、ここから先はお買い上げいただいた皆様方の技術におすがりすることにより、共に作り上げていくという形でお願いしたいと思っております!! ごめん!任せた!

 

・・・で、ではさっそく

【 パーツチェック 】

〔 初雪 〕2017-03-12 11.38.27のコのコピー

〔 綾波 ・敷波 〕は ↑ 上図の赤で囲んだ部分が ↓ になります。

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※パーツに不足・著しい変形等ございましたらご連絡お願いします。

 


【 準備編 】

追加購入をお願いするパーツ類
●HOBBYBASE イエローサブマリンさんの <<関節技>> 球体ジョイントスリム の、白・黒・ライトフレッシュ各1枚ずつ 。最近は1/12向けの「ミニ」も発売されてるようです。が、どちらもちょっと硬くて若干折れやすいので注意が必要です。オビツさんのオビ玉もよいですが球型なので薄くなるよう加工してください。 実際のところ、個人的に一番具合がいいと感じたのは「Figma」の関節だったんですが、残念ながらそれだけでは売ってないので、中古ショップ等で適当な安いfigmaを買ってきて関節だけ流用するという手もあります。どれを使う場合でも、キットパーツの関節部分を、関節パーツ現物に合わせて加工していただきますようお願いいたします。
●コトブキヤさんの M.S.G 《プラユニット》 P-130 フック 1枚
●幅3mm、厚さ1mm程度(薄い方がいい)の革ひも (D.I.Y.ショップや手芸店などアクセサリー自作のコーナーにあると思います。2〜300円程度)


○集めていただきたい工具・材料類
●粘度の高い瞬間接着剤(ガイアノーツさんの瞬間クリアパテ(加工がしやすい)や、瞬間カラーパテ(最近はグレーや肌色まであって混色も可能)がオススメです。
●瞬間接着剤を速く硬化させるスプレー
ヤスリスティックスポンジヤスリ(240〜400番・600番)
●眼の塗装に、極細の面相筆&アクリル絵の具 : 白・黒・茶
●塗料 : 軍艦色(2)・つや消し黒・艦底色・ネイビーブルーorつや消しブラウン・キャラクターフレッシュ(1) +マスキングテープ
●模型用の細い綿棒
●普通の爪楊枝
●小さくていいので金属製で厚さの薄い板ヤスリ
●微細気泡埋めのために、粘度の低い瞬間接着剤
●よく切れるカッター(刃は頻繁に折るなり交換するなりして常に切れ味よくしておきましょう)
●ニッパー
●3.0mmおよび 2.0mmのドリル刃

●関節ジョイントがスポスポ抜けるなら文房具屋でピットマルチ2を買ってきて、軸穴に塗って「乾かしてから」差し込むと改善するかもしれません。(軸側に薄く瞬着を塗るという手もありますがキツくなりすぎると軸が折れます) 最近は百均にも、乾くとゴムになる滑り止め液も売っているのでそれもいいかも。
トップコート等ツヤ消しスプレーがあると仕上がりがガラッと変わってカッコいいので必須ではないですが超オススメです。
●頬紅用に「ピンクのパステル」があるとかわいくなります


後から思いついたものがあればまた追記します。 なにか不明な点があれば、こちらのコメントでもTwitterでも構いませんのでなんなりとどうぞ!


では工作の前にまず台所用洗剤でもいいのでパーツをよく洗って、 メゲない心 と 愛 と 注意を欠かさずに頑張ってくださいッ

 

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【 顔・塗装編 】

顔を塗りましょう!一番楽しいところです!パーツをよく見ていただいて、微細気泡が入ってる場合は、粘度の低い瞬間接着剤+スポンジやすりで地道に埋めてくださいすみませんッ。グレーよりも、肌色・フレッシュのサーフェイサーや瞬間カラーパテのフレッシュを利用すると楽です。

瞳の塗装にはリキテックスやアクリラなどのアクリル絵の具を水で溶いて使います。 画材屋さんで普通に売ってますので、必要な色(こげ茶・白・黒等)をご用意ください。 個人的には「シタデルカラー」という海外メーカーの塗料がとても使いやすくて好きなのでこれを使ってます。ちょっとだけ高めなのと大きな模型店か通販じゃないと入手しづらいのが難点ですが、隠ぺい力が強い上にノビがいいので、こういった塗装をするのにすごく楽なのでオススメです。こちらも薄めるのは水でもできますが、アクリル絵の具用のグラデーションメディウムを使うと塗りやすくなります。

筆はどこでも売ってるタミヤさんの極細面相筆600円。パーツをそのまま手で持って塗るとプルプル震えてブレるのでスプレー缶等に置いてヒジを固定して塗ります。顔パーツには一応ガイドの意味で瞳の形のモールドをつけてますが市販のデカールを使う場合や、目線を変えたり塗る際に邪魔に感じる場合は遠慮なく削り落としてください。

では、ご参考までに磯波で瞳の塗り方を案内していきますDSC_0052

まず 焦げ茶色で眼の輪郭線を描きます

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失敗しても(左)あわてず騒がず すぐ細い綿棒(今回はタミヤ製)に水を含ませて、失敗した塗料を水で浮かせて、反対側で吸い取るってカンジで修正していけますんで、とにかくトライ&りとらーいDSC_0057

輪郭が決まったら中間セーブの意味でトップコートを吹きます。ここでは「光沢」で吹いてますが「つや消し」でもかまいません。

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左の親指をパレットにして筆先を整えながら虹彩や白目の部分を塗っていきます。ここでも塗り損ねは水をつけた綿棒で修正できます。ちゃんとトップコートできてれば輪郭は消えにくいはずです。

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瞳が仕上がったら、パステルを目の細かい耐水ペーパーで粉末状にしたものを丸い綿棒でこすりつけて 頬紅に。やりすぎるとケバくなるので程ほどに。

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気に入ったのができたら、ツヤ消しのトップコートを吹きます。このツヤ消しトップコートというのはホント魔法のスプレーで、ひと吹きするだけで途端に落ち着いたいい感じになりますので超オススメです。

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このままで完成としてももちろんいいんですけどさらにもう1歩踏み込みたいというお方に、瞳を輝かせるため HIQ PARTSさんの瞳用ジェルクリアでキラキラおめめにする方法をご紹介します。使い方はリンク先を見てください。塗り過ぎると目玉が飛び出てみえるので盛り過ぎ注意。ワタシは先細綿棒で描くようなカンジで塗ってます。ちょっと高いし、撮影時に意図しないハイライトが入るのがイヤと言う方もおられると思いますのでお好みでどうぞ

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本来、髪の毛はダークグレーで成形してますが、塗装する場合は バンダイのガンダムカラースプレ ー08:フ ァントムグレー(ザクの足底色)を吹いたあと、 33:つや消しブラックでグラデ。もちろん普通のブラックやダークグレーでもOKです。お好みで。 ( ↓ 写真のボディは以前作った固定モデル用のものなのでキットのものとは異なります)

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【ボディ組み立て】

まず胴体部から。 白い上半身パーツの下のほうから3mmドリルでまっすぐ穴を開けます(貫通しないように)

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どの色でもいいのでこのジョイントを組んでさっきの穴に差し込みます。

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次に肌色のおなかパーツ。上と下からそれぞれ3mm穴を開けます。

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横から見たとき、↓ のように互い違いになるよう開けた方が望ましいですが、上下貫通しても 後述する股関節ジョイントが干渉しなければOKです。

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次にライトフレッシュのランナーのこの部分を切り出します。

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これが股関節ジョイントになります。

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さっきのおなかの下から開けた穴に差し込んで、下図の状態になるよう調整してください。

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そのランナーに この球形ジョイントを組み込んで

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こう組みます。

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次に足です。

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下図のこの部分のジョイントを使って上図のように組み込みます。

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左足も同様に作って下半身合体。

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まずおなかパーツにパンツをはかせてから左右のフトモモを組み込みます。

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その上からスカートを穿かせて白い上半身パーツを組み込みますとこんな感じ。

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腕に行きます。

肩・袖部分は左右の別があります。

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組んだら上下から互い違いになるよう3mm穴を開けます。

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前腕との接続(ヒジ)はこのジョイント

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前腕に左右の別はありません。

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手首だけ、2mm穴で接続しますが、

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レジンの軸そのままでは強度がないため、両方に2mm穴を開け、

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ランナーのこの部分を使い接続してください。(もしくはfigmaの手首の軸径に合わせた穴を開ければその手首が使えるのでオススメです)

 

肩と上半身の接続には、白のこの部分のジョイントを使います。

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ジョイントを組んだ後、片方の軸を少し切り落とし、球形パーツのふち↑ ピンクの部分も1mmほど削ります。この状態で組むとちょっと潰れた雪だるま状になりますので、

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コレを肩パーツに組み込みます。

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上半身パーツ上部の球形になってるミゾに はめ込みまして

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その上から首パーツをはめ込みます。首パーツと上半身パーツとの前後のミゾの部分で接着してください。白い雪だるまに接着剤がつかないよう注意!

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さらにそれを覆いかぶせる形でセーラー襟パーツをはめ込みます。上半身パーツと襟パーツとの前後のダボで接着してください。

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後は!リボンつけて肌色ジョイントの小で、首と頭をドッキングで!本体完成であります!

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ジョイントに「関節技」を使った例でご案内しておりますが、思った以上に折れやすいので、キツイ時はムリしないでください。逆にゆるくてポロリがひどいときはマルチピット2等を塗って「乾かして」からハメるなど、現物あわせでちょうどいいところを探っていただければと思います。 正直、ガシガシ動かして遊ぶって向きにはちょっと厳しいかもしれませんのでその辺はご注意いただきたいところであります。

 

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【艤装の組み立て】

● 特T型 ( 初雪 深雪 磯波 )

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抜きの都合で各所に余計なバリが付いてるので整形してください。

 

まずランドセルからいきます。

ハンズ等、D.I.Yの店や自作アクセサリーの部品を売ってる手芸店等で3mm幅程度の革ひもを買ってきます。できれば厚みは薄い方がよいです。もちろんこれがベルトになります。

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模型店で買ってきた ↓ このフックのここ(黄色い四角の所)を使います。

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ベルトをここに引っ掛ける形で、折り返しのところでベルト同士で瞬間接着剤で接着します。

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反対側も同様にフックを織り込む形で接着。

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ベルトの長さはこれくらいを目安に現物合わせで。

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左右両方作ります。

 

次に本体を作ります。塗装するなら先に済ませておいてください。

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組む前にまずこのパーツに加工します。ドリルで黄色い矢印の箇所に1mm穴(深さ1〜2mm程度)、ピンクの矢印の箇所に2mm穴(深さ3mm程度)

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穴を開けたら写真を参考に組み立ててください。

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三脚マストの支柱を本体2mmの3つのそれぞれの穴に差し込む形で接着します。

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ランドセルの肩ひも状になるよう、ベルトの先のフックを1mm穴にはめ込みます。

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背負わせる時は首と肩を 「やさしく引き抜きます」

 

●特U型 ( 綾波 ・ 敷波 )

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綾波・敷波のランドセルは、これらのパーツになります。P8210078_thumb11

煙突周りが違うだけで、基本的には磯波深雪のと大きな違いはありません。ベルト等も同じように取り付けてくださいP8210084_thumb9P8210085_thumb9P8210087_thumb6

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ランドセルは以上です。続いてフトモモの魚雷&ベルトにいきます。(特T・特U共通)

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まず魚雷発射管基部パーツを加工します。

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溝が埋まっている場合は、基部のパーツのこの位置に、目立てヤスリや目の細かいノコギリ等で溝を掘りますが、強度不足でとても折れやすいので注意してください。

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この溝にベルトをはめ込んでいきます

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まずベルトを溝の1点に通し瞬間接着剤で固定してから

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ふとももにつけてベルトをグルリと回して隣の溝に挟んで接着。

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余分な部分をカットして もう1本のベルトも同様に処理g29_thumb

魚雷発射管をつけて出来上がり。

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接着剤が固まったら「着脱可能」です。(←ポイント)

このベルトの内側にも滑り止めを塗ってズリ落ちを防いでください。

 

※ 更にこだわりたい方は靴のアキレス部分に0.5mmくらいの真鍮線を生やすとなかなかカッコいいのでオススメです。余裕のある人はぜひ!P8260090_thumb4

この作例ではあえてやってませんが、更に連装砲と肩掛けベルトをフックパーツでつなげばもうバッチリです!

 

【 完成です お疲れ様でした!】

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 可動範囲は狭いし、工作には色々とご不便を強いるものとは存じますが、ぜひお好きに作っていただければと思います。

長々とおつきあいありがとうございました!  <(╹▽╹) また出しますw



【 補足 】

ぶっちゃけ、ボディ作るのめんどくさかったら、市販のfigma 「小鳥遊ヨミ」や、「吹雪(アニメ版)」を買ってきて頭だけ挿げ替えるっていう手もありますよっと(独り言)160626

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 「小鳥遊ヨミ」 ↑ はリボンや靴下等、小改造が必要ですし、「吹雪(アニメ版)」 ↓ は、フトモモのベルトが外せない、おなかがちょと出すぎといったところが難と言えば難ですが、挿げ替えだけなら実にお手軽ではあります。動かすのにストレスないしねッ!

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  ちなみに並べるとこんな感じ。ご参考まで。 
左:figma吹雪   中:ウチのキット   右:figma小鳥遊ヨミ

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【 6、7人目に続くッ 】

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